前回、冬の静電気対策のお話をしました。痛くて怖い静電気ですが今年の冬は少しでも楽になれば嬉しいですね。

冬の静電気は体の表面のことなので健康問題としてはまだ軽いと思います。問題なのは体の中にたまった静電気です。体の中の静電気は殆ど誰も知らない話です。

ですが体の中に溜まった静電気は体を酸化させてしまう大変な厄介者です。この静電気はいったいどこで起こるのでしょうか。車の場合は、シートと服の摩擦で起きるとお伝えしました。物と物が触れ合えば必ず静電気は発生します

では体の中の摩擦とは何かそれは血流と血管壁の摩擦です。血液の中には、赤血球・白血球・リンパ球・リンパ球・血小板・ホルモン類、、、。その他多くの成分が流れています。つまり血流中は常に毎朝の満員電車のような状態になっているのです。

さらに問題は人の血管の長さにも及びます。その長さとはなんと約10万km!地球を約2週半と言われています。しかも血管の95%以上が毛細血管と呼ばれる微小な血管なのです。すると当然、ぶつかったり、擦れ合ったりして静電気が生まれます。中でも大量の体内静電気を作り出すのが赤血球です。結果的に単体で流れている赤血球どうしがくっついて血液がドロドロになります。

前回の話に戻りますが、ドアノブでバチッと来るタイプの方は体が酸性になっていて、さまざまな体の不調を訴えられるようです。これには食生活もとても関係してくると思いますが体からのサインなのでしょう。

この対策はアーシングが一番です。皆さんもご存知だと思いますが、大地に裸足で立つことです。ただ現実問題それを続けることが出来る方にはお会いしたことがありません。ですからいま直ぐできる体内静電気対策を3つお伝えしたいと思います

1.良質の水分をとる

良質とはビタミン/ミネラルが入ったミネラルウォーターです。ミネラルは静電気を外に出しやすくしてくれます。

2.お風呂に入り保湿する

 バスソルトなど若干のお塩も静電気が出やすくなります。

3.大地や木に触れる

 やはりアーシングの基本は大地や木です 出来るだけ毎日触れてあげましょう

体はいつも文句ひとつ言わず私たちのために頑張ってくれてます。毎日慌ただしい生活を送ってしまいがちですが、体の声にも耳を澄ましてあげましょう。