私たちは日本の残念な電磁波環境を海外の環境レベルにまで到達させることを目的としています。一番の問題点は家庭の中の電磁波問題なのですが、その前に皆さんからよく聞かれることがあります。それはなんと言っても「5G」問題です。

5Gとは…第5世代移動通信システムのことであり、「高速・大容量で、通信の送れが少なく、沢山の方が使っても接続トラブルがない」、と言う素晴らしいばかりの通信システムです。

良く聞く謳い文句で「2時間の映画のダウンロードが3秒で完了!」とかいうものですね。そもそも誰がそれを喜ぶのかよく分かりませんが。

健康への意識が高い方は、5Gは人の体にどれくらい悪影響があるのかとても気にされます。海外では5Gの電波で大量のムクドリが死んだ、頭痛や不眠障害が生じる、などの話があり、ヨーロッパ諸国、スイス・イタリア・ベルギーなど導入禁止を打ち出している国もあるようです。

頭痛や気持ちが不安定になったりすると、「もしかして5Gのエリアに入ったのか?」などと疑いたくなりますし、気にすると余計に不安になってしまう方も多いようです。

ですがご安心ください!

いま、5Gの対象エリアは実に「0.0%」なのです。大きな都市の限定的な部分では使われているようですが、まだまだ局数は少なく「まだ人への影響はない」と考えてよさそうです。詳しくは各携帯電話会社の5G対応エリアマップを参照ください。

5Gの電波は周波数が小さいので沢山の情報を伝えられますが、逆に障害物にはとても弱く、100メートル置きにアンテナを設置しないと使えないと言われています。よって急速な普及は考えにくいのです。

4Gなら安全かと言えばそうではありませんが、2時間の映画を3秒でダウンロードするような残酷なパワー(?)をもった5Gについては、とりあえずはまだ影響を受けてない、と考えていいと思います。