井上正康先生と講演内容の紹介です

昨年11月7日、八女市にて井上正康先生の新型コロナワクチンについての講演会がありましたので参加してきましたので、ざっくりながら内容をご紹介したいと思います。この講演は反ワクチンの講演ではなく、新型コロナやコロナワクチンの経緯と今の状況を、最新論文と具体的な数字に基づいてお話されるものです。

テレビでは聞けない情報も沢山あり、2時間を超えて尚且つ濃厚な内容でしたので、とても私がまとめきれる内容ではなく、備忘録レベルで見て頂けたらと思います。

講演会のザックリとした内容です。(新聞の折り込みチラシより抜粋)

ワクチンの何が正しくて何が誤った情報なのか?
ワクチン接種と死亡の因果関係は?
ワクチン接種のメリットとデメリットについて
子供に打って大丈夫なのか?
ワクチンに不妊のリスクはないのか?
ワクチンは変異株にも効くのか?

尚、講演会の映像はニコニコ動画にて無料で公開されてますので、詳しくは是非こちらをご覧くださいませ!

https://www.nicovideo.jp/watch/sm39620654

井上正康先生のプロフィールです。

大阪市立大学名誉教授(分子病態学)
健康科学研究所所長、現代適応塾塾長
著書「コロナとコロナワクチンの全貌など多数

テレビ出演「ためしてガッテン」「世界で一番受けたい授業」「あるある大事典」など

ひとつの専門分野だけを専門的に研究する多くの研究者の方と異なり、幅広い専門分野の知識から客観的にコロナウイルスやワクチンについて分析できる点が大きな相違点である。世界中で発表される論文やデータを解析されつづけている。

新型コロナ日本の現状

日本のコロナで亡くなった方は1000人+αくらいではないか。交通事故・風呂で溺死しても死後のPCR検査で陽性になったらコロナで亡くなったとして数えており、かなり多く数えて1万人超えるくらいの死者数である。

日本の死者はEU・アメリカの死者に比べてけた違い(1/100)に少ない。また、日本はパンデミックの時代に何故かおじいちゃんおばあちゃんが長生きした時代である。

2020年3月末までに中国人と世界一3密な関係になっており、パンデミックの前から、かなり多くの中国人が日本へウイルスを持ってきている。これが予防となり世界一死者が少なかったのではないか。

これまでも大災害のときはメディアに恐怖心をあおられてしまうので、テレビの専門家・政府のいうことを鵜呑みにせず、自分で考えることが一番大事である。

効果が無いマスクと、コロナウイルスの本質

ウイルスはジェット機に載って広がるので1カ月あれば、南極と北極以外何処にでも広がる。国境封鎖やロックダウンしたときには家の中まで入っている。コロナの感染のメインスポットは家庭であり、全体の80%となっている。病院と老健施設が15%、飲食店は3%以下である。

マスクを鶏小屋の金網の大きさに例えると、コロナウイルスは蚊の大きさであり、金網をすり抜けることになる。インフルエンザは咳をして唾が飛ぶが、その唾の大きさが鶏くらいの大きさになるので、マスクが効果を発揮する。

コロナの本質は血栓症である。血液側から血栓が詰まって肺でガス交換が出来なくなる。インフルエンザの場合は軌道の粘膜側からウイルスが感染して、肺の内側からガス交換をしにくくしている。よって、インフルエンザとコロナは全く病態が違う。マスクはインフルエンザには有効だが、コロナには効果がない。ベルギーで、マスク/非マスク組に分けて検証したがマスクでの感染防止効果はなかった。

マスクは、吸うときに空気中の大腸菌などがくっついてくる上に、息を吐くときにはアミノ酸や糖分など栄養液が入って来るから、ばい菌の培養装置になっている。口元のアレルギー疾患も増えている。マスクは危険なものだと知って欲しい。

感染症の歴史に学べ!コロナウイルスの対策!

20世紀の医療は抗生物質が勝利した時代だった。
人の遺伝子の3割はご先祖がウイルスからもらった遺伝子を使っている。あとの7割が、大腸菌はサルモネラ菌などの腸や皮膚の近くの共生微生物から貰ったもの。

我々が使っている2万種類の遺伝子の殆どがウイルスとバクテリアのなれの果てである。これはゲノム科学から分かっている。

「元祖旧型コロナ」は、130年前のロシア風邪であり、これが4つのフループに分かれて130年間生き延びている。新型コロナは2週間に一度突然変異が起こる。

スペイン風邪・ロシア風邪は1年で治まっており、薬もワクチンもないその時代、立役者は免疫力である。ウイルスには薬は効かない。

ウイルスには免疫力でしか戦うことは出来ない。

新型コロナも撃退!ワクチンより免疫力

世界中の100万人あたりの死亡率を比べると、EU・アメリカに比べると東アジアは1/100程度であり、ウイルスは免疫でしか対抗出来ないことが実証された。これは東アジアの免疫特性だと考える。

2019年12月~2020年2月まで、強毒株が入ってくる前に、弱毒株を中国人が沢山持ってきて日本全国に広めてくれた。日本人は知らないうちに、中国人が持ってきた天然のワクチンに2回接種されたことになった。結果的に最強の免疫武装集団として強毒株を排除した。

これはインフルエンザの感染状況を調べると分かることであり、2020年3月までに日本の集団免疫は獲得していたと言える。

2020年6月に、「新型コロナは感染力が6倍強くなった冬型の風邪のウイルスである」と、イギリスのニューイングランドジャーナルという医学界の最高峰の論文に発表された。

PCRの陽性者の波は1波より2波3波と、だんだん高くなるが死亡率は低くなっている。

ウイルスはこの波を刻むたびに弱毒化する性質がある。

東アジアの免疫力を持ち、中国からの弱毒株で予防し、更に第5波までの感染で免疫が出来ている日本人は、これらのワクチンを打つ必要はないと考える。

みんな知らない遺伝子ワクチンの秘密

ファイザー社のmRNAワクチンは、23年5月まで待たないと有効性と安全性の効果が分からない、第4相臨床試験中(仮免のようなもの)のものである。よって、打っている人は自己責任であり、効果があっても死んでしまっても製薬会社は責任をとらない。

新型コロナの本質は血栓症であるが、ワクチン研究で世界トップのソーク研究所は、スパイク自体が血栓を作る毒であると発表した。しかし、日本の大半の医者がこの重要な情報を知らない。

ワクチン副反応死は、7月31日までに751名であるが、殆どが血栓症で2日以内に亡くなっている。但し、ワクチンとの因果関係は情報不足のため不明とされている。☆☆☆

ⅿRNAワクチンは、副腎や卵巣に集まることが分かっている。それを、今から子供を持とうという若い世代にまで打とうとしているのが日本の行政である。先進国の中でもっとも真面目にワクチンに反応している民族である。

ワクチンを打てば打つほど感染爆発を起こすADEという重症化するような抗体が出て来ることが分かった。

3密とPCR検査の謎

スエーデンの人口密度は日本の1/20(95%減)であるが、100万人あたりの死亡者は10倍以上である。三密と人流抑制には新型コロナには無力であることが分かる。

PCR検査は、遺伝子の欠片を何兆倍にも出来る素晴らしい検査方法であり安定した実験室環境で使えば素晴らしい解析方法だが、誰がどんな状況で検査するかによって結果は全く違って来る。

PCRのCT値(倍々で検体を何回増幅するか)は、20サイクルまでは唾液の中に感染力のあるウイルスがいるが、それ以上やると感染力の無いウイルスの欠片しかない状態になる。日本は40~45サイクルで検査しており、唾液から見つかるのは感染力のないウイルスの欠片ばかりである。

PCRを発明したノーベル賞学者のキャリーマルスさんは、パンデミックの前に亡くなったが、これをウイルスの診断学に使ってはいけない、と言われていた。

〇意外な落とし穴!スマホとトイレに潜む危険!

新型コロナウイルスは、冬ならば(低温・低湿だから)物の表面で最大2週間生きている。私たちが常に持ち歩いているスマホの表面は危険であり、スマホも消毒しよう。

また、コロナウイルスは口から入って腸を目指し、トイレから汚水路に流れる。
よって、便座や内側のドアノブにコロナウイルスがいる。
お店に入るときのアルコールは、本当はトイレに置くのが効果的である。
感染対策としては、携帯用の消毒液を持ち歩きトイレで使おう。
ビフォー・アフターで便座とドアノブを消毒する。
これで感染は1/20に減る。

5つの大事な感染症対策!

手洗い・うがい・鼻洗浄・口腔ケア・トイレ洗浄

特に鼻洗浄は、効果的であり、9g/1ℓの食塩水は生理食塩水になるので粘膜にあたってもいたくない。朝・外から帰ってきたとき・寝るとき、三回するとインフルエンザ・ノロ・コロナすべてを排除できる。

〇ワクチン打った今年に死亡者が増えている謎

厚生労働省の発表では、10月1日時点で、1233人がワクチン接種後に亡くなっているが、ワクチンとの因果関係不明とされている。

この様なとき、もっとも重要な公衆衛生上のデータは超過死亡数(過去平均と今年の死者数の比較)である。日本人は毎年138万人が亡くなっているが、

新型コロナが始まって、全月で死者数が減り、去年1年間(2020年)は1万8千人の死者が減ったという、パンデミックではありえない状況が起きた。

逆に今年(2021年)は毎月数千人の方が多く亡くなっている。去年になくて今年始まった事は何?と考えるとワクチンの可能性がある。生活が出来なくなって自殺した方も多いが、過去10年でこんなに死亡者が増えたのは初めてである。

これが日本の最後の砦!

最後の砦は、指定感染症2類(実質1.5類相当)の見直しである。先進国で風邪のようなコロナを、エボラやペストのように怖がっているのは日本だけである。これを早くインフルエンザ並みの5類に格下げするとその日のうちにコロナは終わる。見直しは、2022年の2月になるが、これが日本の国としての分水嶺となるだろう。その状況の中でワクチンをしっかり考え、若い世代をどうやって守れるか、それが皆さんの一番重要なミッションになると思う。

Xmas以降にデルタより感染力の強い風邪が来る可能性があるので、5つの感染予防をして、しっかりと働いて日本を支えて欲しい。