もうすぐ12月。今年もだんだん本気で寒くなって来ました。寒くなるといろいろと困ることが出て来ます。

困るどころかいつも脅えてしまうのがドアノブを掴むあの瞬間!そう、思い出すだけで痛い。バチッと来る恐怖の静電気です。

何故、バチっとくるのか。それは物質の基である原子の話です。ざっくり言いますと、摩擦によりマイナスの電子がポロポロ離脱します。プラスとマイナスの電子のバランスが狂うのが原因です。

他の金属などに触れたとき、バランスを取り戻そうと、マイナスの電子を急激に取り入れます。マイナスの電子の移動、それこそが電流でありバチッという痛さと共に体に流れるのです。

対策はドアノブを触る前に、体に溜まった静電気を逃がしてあげること。そのために簡単に出来るのは、ドアの周りの木・壁やコンクリートなどに、手のひらをペタッとつけて静電気を逃がすことです

これらは電気が流れにくくマイナスの電子がゆっくり流れます。だからバチッとくることはありません。事前に体の静電気をとってあげる、という対策です。

ドアと言えばもうひとつ車から降りる時も怖いですね。出来ればずっと車から降りたくありませがそんな訳にもいきません

・ドアを開け右足を地面に降ろす

・左足を地面に降ろす

この時にシートと服の摩擦で静電気が発生します!

摩擦でマイナスの電子がポロポロ外れてしまい、プラスとマイナスのバランスが崩れます。そのまま車のドアの金属の部分に触れると待ってましたとばかりに一気にマイナスの電子を補充!バチッと来ます。。

その対策とは、、、とっても簡単。ドアを開け右足を地面に降ろすときに、初めからドアの金属の部分に触れていることです

プラスチックのドアの取っ手を掴んでいてはいけません何故ならば、ずーっとドアの金属の部分に触れていたら、シートと服の摩擦で起きた静電気をかたっぱしから逃がしてくれるからです。

静電気を一気に逃がすとバチッっと来ますが、ゆっくりにがせば、痛くもかゆくもありません。ただし、両足を地面に降ろして5秒間は金属の部分に触れていてくださいね うっかりその間に手を離すとバチッと来ます!以上、寒い冬を少しでも快適に過ごすご提案でした。