アーシングに繋がる日本の言葉
日本には「地に足をつけて生きる…」という表現がありますが、まさしくそれは健康な人に必要な生き方だと私たちは考えています。それは精神的なものだけでなく、物理的な考えにもつながるものであり、まさしくアーシングの考え方と同じだからです。
人類が誕生して約500万年とか言われますが、ゴムの靴を履くほんの100年ほど前までは、人類はずっと地に足をつけた生き方をしていました。物理的に地面に足をつけて生活してたという意味で。
ネットのある資料では、地球が誕生した日を1月1日に例えると、人類が誕生したのは12月31日の午後10時40分なんだそうです。
同じ要領で、人類が誕生した日を1月1日に例えると、ゴムの靴が出来たのが12月30日の24時くらいになります。これまで人類の歴史はずっと地球に足をつけて生きてきたのに、それからの僅かな期間で地球から知らないうちに切り離されてしまいました。
また地に足をつけようとしても、アスファルトで固められた街は地面と繋がりようが無い現実もあります。これもほんの人類史からみたらほんのついさっきの話ですね。
このように、人類はつい最近になって、これまでと大きく違う「地に足をつけない」生き方を強いられるようになりました。
地に足をつけない危険な発明
健康産業で著名なある講演家は、「ふつうの靴」のことを20世紀最大の危険な発明と話したそうです。地球がもつ癒しのエネルギーから切り離された我々の生活で、靴が炎症や自己免疫疾患の最も破壊的な犯人だと。靴を履くと免疫力が無くなるのだと。
多くの人達がゴムの靴を履いて地面と切り離されたのは、第二次大戦後とのことです。これはかつてない最大の医学実験である、と言う方もいます。確かなことは自己免疫疾患を含む、免疫計の関連した疾病率が増えていること、なかでも癌の発生が増えているとだと。
もちろん、ゴムの靴だけが悪いわけではありませんが、街中アスファルトで覆われてますし、住まいも高層化が進み、どれだけ地面から離れた生活してるのだろうと思います。皆さんも、地面から離れた高いところでの生活は体によくないとの話はどこかで聞かれたことがあると思います。
田舎生活に憧れている人も多く、都会の生活を捨てて田舎に移住するひとも少なくありません。これは自分の頭が考えてるのではなく、体が求めているのかもしれませんね。田舎にいって気分が悪くなる人はいませんから。
地に足をつけるとどうなるのか
では地に足をつけたらどの様な現象が起きるのでしょうか。
地球は世の中で最も電位が低いところであり、体内に溜まった静電気はすべて地球に逃がすことが出来ます。特に体の表面(皮膚)の静電気は瞬時に開放出来ます。
ただ体の内部に溜まった静電気は少し様子が違って、地球に向けて抜けだすのに時間がかかるようです。私が調べた範囲では、裸足で立っている場合、足のウラから地球のマイナスの電子が入っていき、お腹に到達するまでに、約20~30分くらいの時間がかかる、との話です。地球からマイナスの電子を受け取るということと、変わりに体からプラスの電子を放出する、ということは同時に起こるので、結果的に体の外へ出す時間というのも、20~30分の時間が必要なのだと考えます。
ですから、アーシングのやり方として地面の上を裸足であるくのにそれくらいの時間を提案していることが多いですよね。これが海水で濡れた砂浜や、朝露で濡れた地面など、水分が多いなら静電気が抜けやすいですね。
また、電気(電子)の流れというのは、光の様に早いと思われている方は多いと思いますが、実は電気の流れとは、もの凄く遅いのです。正確には、電線の太さ電圧などいろんな条件で変わりますが、ザックリとでは1秒間に数ミリ程度のようです。
正確には、電気の流れは遅いけど、電気の伝わる速度は光のように早い…となります。速さの象徴のように言われる電気ですが、実は遅さの象徴である亀さん歩く速度の方が速いのです。
こうして考えると、家電品や電波から発生する電磁波は出来るだけ減らして、体に浴びないようにしたいと思いますね。電磁波は電源を切ったらそれで終わりではなく、不要な静電気として体の中に溜まっていくのです。
それならば、電磁波を浴びる機会を減らし、溜まった静電気は逃がしてやる。昔の電気のない生活には戻れませんが、地球は昔も今も私たちに優しく接してくれます。出来るだけ土や緑に触れる機会を積極的に持ちましょう!